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ロリポップ!
一言でJazzと言ってもそのスタイルは様々で、フリージャズ(西洋音楽からの分離)、モダンジャズ、スウィングジャズ、ビッグバンド、ジャズロック(ロックとの融合)、ラテンジャズ(ラテンとの融合)、スムースジャズなど、Jazzが生まれた19世紀末から現代まで時代や地域に影響を受け、発展し続けてきました。
中でもビバップと呼ばれるスタイルは即興演奏を発展させたスタイルでもあり、現代のJazzの基礎となるようなスタイルです。
今回はそのビバップスタイルについて、ざっくりとご案内したいと思います。
歴史
1930年代 スウィングジャズが主流
1940年代 ビバップ誕生
これまでの娯楽やダンスの為のスウィングジャズから、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、バド・パウウェル、ケニー・クラークらがけん引し、即興演奏でセッションを繰り返すうちにどんどんアップテンポになり複雑化していきました。
中にはテンポ300なんてモノも出てきて、こうなると音楽に合わせてダンスなんてできなくなりますが、演奏者の技術が上がるにつれ、これまで「大衆音楽」や「娯楽音楽」とされてきた黒人音楽が「芸術音楽」としての地位も獲得していくことになるのです。
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ビバップスタイルの特徴
一般的なイメージとしてJazzっぽいモノというのは、このビバップスタイルを指す事が多いです。
- 原曲のコード進行を代理コードに置き換える
- 頻繁な転調
- テンションコード
フレーズの特徴
1.コードアルペジオ主体のスタイル
Jazzの定番フレーズ 3579アルペジオ
2.コードトーンをアプローチノートで装飾する構造
ダウンビート(1・3拍目)にコードトーンを置く。
そのコードトーンに向かって装飾音のアプローチノートを付ける。
ダウンビート(1・3拍目)のコードトーンの前(半泊前)にアプローチノートを1音入れる。
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ダウンビート(1・3拍目)のコードトーンの前にアプローチノートを2音入れる。
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「コードトーンにアプローチノートをくっつける」事を、指が憶えてくれると、どんなにアップテンポになっても(テンポ300とか恐ろしい速さになっても)この構造から外れる事なく、メロディーが綺麗に繋がるようになります。
普段の練習としては、楽譜があれば分かりやすいですが、実際に演奏するとなると即興を目標としますから、頭で考えるより、何度も聴いたり弾いたりして感覚的に体で憶える方が良いと思います。
ビバップの特徴であるこのコードを元にしたスタイルは、現在でもアレンジする上で重要なヒントとなる材料ではありますが、1950年末頃にはアドリブの幅が広がらず、どれも似たようなフレーズに聞こえるようになり行き詰まりを見せる事になります。
この行き詰まりを打破するために、その後フリー・ジャズへの発展に繋がっていくのです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ビバップスタイル」についてざっくりとご案内しました。
Jazzの代名詞”即興演奏”を確立させたビバップスタイルは、現代のアレンジにも応用する事ができる、というかこれ以外方法は無いんじゃないかと言っても過言ではないくらい重要なポイントです。
これを期にテンションコードを自分のものにし、体が無意識に反応してしまうくらいのレベルに持っていきたいですね。
それでは今回はこの辺で。Bye(*・ω・)ノ
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