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今回は、「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」のうち3番目の、「指番号をふる」についてのお話です。
指番号はとても大切です。
スケールを弾いている時に、先生に言われませんでしたか?
「指番号を守って弾きましょう」と。
先生がこう言うのには、ちゃんと理由があります。
それは、
いつも同じ指番号で弾く = ミスを減らす
為なんですよね。
体に動きを記憶させる事によって、自然な力加減で、いつも正確な音を出せるようになってきます。
これは個人的な意見ですが、難しい曲に挑戦する時に、「まず簡単にアレンジしてある楽譜から弾いてみよう」と考えると思います。
そこがあなたのゴールならそれで良いのですが、まず簡単にアレンジしてある曲を弾いてから、次にグレードアップバージョンに移行するというように、同じ曲を徐々にステップアップしていくつもりなのであれば、それは避けた方が良いと思います。
理由は、違う指番号がインプットされてしまうからです。
要するに、初めに憶えた指番号を矯正してから新たに指番号を記憶する事になるので、二度手間になってしまいます。
あなたのゴール地点が原曲の楽譜を弾く事なのであれば、初めから原曲の指番号で弾く方が、効率が良いと思うのです。
ですから指番号をふる時は、真剣に考える事が大切なのです。
なんだか、説教臭くなってしまいましたね。すみません。
では気を取り直して、具体的に指番号を振る時のチェックPOINTを見ていきましょう。
当ブログは、『音楽をもっと自由にもっと楽しく』をモットーとして、音楽理論や歴史、アレンジなどを学んでいきます。
「自由に楽しく演奏」したいので、必ずしも楽譜通りに縛られなくても良いと思っています。
クラシックの場合、「楽譜通りに弾いて」と教わると思いますが、エレクトーンの場合、クラシック程楽譜に忠実にと言われる事はあまりなく、逆に、楽譜に書いていない裏側を読めと無理難題を言われる事があります。
しかしながら、いくら正確に弾かなくていいと言っても、適当にやっていては、耳障りなゾワっとする響きになりかねません。
“正確に弾かなくていい”は、”適当にやっていい”のではなく、「音楽理論」や「音楽の歴史や成り立ち」「演奏環境」「楽器の特徴」「響き」や「聴く側の気持ち」「感情の揺れ」など注視しながら演奏して、初めて成り立つものなのです。
という事で今回は、Vol.3 。今回は、「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」のうち3番目の、「指番号をふる」に注目してみようと思います。

新しい曲に取り組む前にしておきたい 「下準備」 4選
参考に、私が新しい曲に取り組む時に事前にやっている事を書いておきます。
- 原曲を何度も聴く
- 曲 Date
- 曲の成り立ち
- ストーリー
- 曲構成
- リズム
- 使用楽器
- 作曲家名
- 時代 等
- 指番号を振る
- フレーズ分け
指番号はとても大切
人によって指の長さ、腕の長さ、筋肉の付き方が違う為、指番号は自分が一番弾きやすい指番号を振ります。
そして毎回、付けた指番号通りに弾くようにします。
いつも同じ指番号で弾く事により、指に動きを記憶させる = ミスを減らす事に繋がります。
反対に、毎回違う指番号で弾いていると、なかなか先に進めません。
指番号は難しい曲、早い曲、音数が多い曲程、指の動きを丁寧に考えて慎重に番号をふり、必ず番号通りに弾きます。
これとても大切なので2回言います。
指番号通りに必ず弾きましょう。
いつも間違えてしまう箇所は、指番号の見直しを
「いつもここで間違えてしまうんだよな~」って事あると思います。
そんな時は、何度も何度も弾くのではなく、指の動きが合っていないのかもしれません。
違う指番号にしてみて、よりスムーズに動く番号を探してみましょう。
指番号 Check Point
- まずは、ゆっくり から始めよう。
- 一回一回確認しながら、徐々にテンポを上げていく。
- いつも間違えてしまう箇所の2音を取り出し、指を動かしてみる。
- 2音が問題なくクリアしたら、3音、4音と増やしていく。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」のうち3番目の、「指番号をふる」についてのお話でした。
一度指番号を記憶してしまえば、その後はとてもスムーズに練習できるはずです。
全ての音符に指番号をふるのか…と、嫌になるかもしれませんが、はじめは「自分が弾きにくい部分」や「ここは絶対間違わずにキメたい!」と思う部分から始めてみてはいかがでしょうか。
「演奏するって楽しいな♪」という気持ちを持ち続ける事ができる方法を、一緒に探っていきましょう!
それでは今回はこの辺で。Bye(*・ω・)ノ
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