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皆さんは普段ハノンを弾く時どのような心もちで弾いていますか?
粒を揃える事に意識を集中させている?
ミスタッチが無いように注意を払っている?
リズムが揺れないように注意を払っている?
歌う様に弾く?
どれも大切な事ですが、今回は「ハノン ミスタッチを減らす方法」について、考察してみようと思います。
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ハノンをどう弾くか
まずは、私自身の問題点をあげてみると、「ミスタッチが多い」という事、これを改善する方法を模索していきます。
ハノンは指使いの練習曲ですが、ただ淡々と弾くのではなく「歌う様に弾きましょう」と言われる事があると思います。
音が上昇していく時はややクレッシェンド気味に、反対に下降していく時はデクレッシェンド気味にして…と。
確かにこのような事を意識して弾くと音も滑らかに繋がるし、聴いていて美しく聞こえます。
音がばらけず一体感があり、弾きやすいというメリットもあります。
しかし、これは私の場合だけかもしれませんが、「ミスタッチが増える」様な気がします。
それは何故なのか考えてみた所、「手首が上下に揺れているのではないか」という事に気が付きました。
「歌う = 感情を入れる」事によって、無意識に体が揺れているのです。
音楽的には、多少揺らぎがある方が心を動かされるので良いですが、ミスタッチが増えてしまっては意味がありません。
ミスタッチを減らす方法
ミスタッチを減らす為には、まずは「歌う」事は一旦横に置いておきましょう。
目をつむって弾ける方は想像しながら弾いてみて欲しいのですが、「自分の手首が横にスライドしている」のをイメージしてみて下さい。
手首には肘や肩、腰が繋がっているのでそれらの部位も同じくスライドさせるイメージです。
ハノンは同じフレーズが上昇、下降しています。
常に同じ幅でスライドしていくのをイメージしながら弾くと、圧倒的にミスタッチが減っているのが分かると思います。
この状態が無意識に出来るようになってから、次のステップ「歌う」に進めるのです。
ちなみに一般的には、弾く直前に鍵盤に指を置いて次に弾く音の準備しておくとミスタッチが減ると言われています。
勿論それも合わせて出来ると尚良しです。
難しそうなら、目で見て「次はあそこを弾くぞ〜」と意識するだけでもだいぶ違います。
注意
この手首をスライドさせるイメージをする方法には注意が必要です。
「手首をスライド、手首をスライド…」と集中し過ぎてしまうと、逆に手首や肩に力が入ってしまい、痛める原因にもなりかねません。
あくまでもリラックスした状態で弾きましょう。
緊張状態では、脇がキュッとしまり肩が上がっています。
肩を下げ、脇の下を風が通り抜けるのを感じられるくらいならリラックス状態と言えるでしょう。
この方法は、いつもこの状態で弾きましょう というのではなく、“何度も弾いていくと指が慣れ、気が抜けてミスタッチが増えてしまった”時の「確認作業の方法」として利用するのが良いかと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「ハノン ミスタッチを減らす方法」についてのお話でした。
ハノンは同じフレーズが繰り返されるので、自分の手首が暴れているのか確認できる絶好の教本です。
また「今日は手首に注目して弾いてみよう」「今日は粒が揃っているか注意しよう」「弾けるようになってきたから、今日は歌ってみよう」とPOINTを絞って丁寧に確認しながら弾いていくと良いでしょう。
ハノンの解説文にはテンポ108まで上げてみようと書いてありますが、ゆっくりで良いです。
自分が違和感なく確実に弾けるテンポで練習すればOK。
テンポを速くするのは、確実に弾けるようになってからです。
それでは今回はこの辺で。Bye(*・ω・)ノ
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