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【音楽】Just The Two Of Us をアレンジに応用

音楽

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ロリポップ!

「Just The Two Of Us」はソウルやR&B等が好きな人なら外せない人気曲ですが、この曲を自分のアレンジにどのように応用していくか考察してみました。

この曲は色々な人が楽譜を出していますが、ある一つの楽譜を分析し、応用できるようにしていこうと思います。

いきなり譜読みをする前に、まずはこの曲について調べてみようと思います。

Just The Two Of Us DATE

【Just The Two Of Us】和名 クリスタルの恋人たち

【アルバム】 1980年に収録された楽曲。翌年シングルカットでリリース。

【作詞・作曲】 Bill Wihters/ウィリアム・ソルター/Ralph MacDonald

Just The Two Of Us 曲構成分析

コード進行

Just The Two Of Us進行と言われる程有名な、コード進行。

Just The Two Of Us進行

D♭maj7ーC7 | FmーE♭m7ーA♭7 | D♭maj7ーC7 | Fm7

このコード進行は、エンドレスで続けていく事ができるコード進行で、曲中でも最初から最後までこの4小節が繰り返されています。

エンドレスコードは、この楽曲を演奏するだけではなく即興演奏やセッション、自己練習時にも便利に使えるので、是非自分の引き出しの一つに加えておきたいコード進行です。

また、このコード進行を応用した曲多く出ており、有名どころでは椎名林檎の「丸の内サディスティック」ではないでしょうか。

ベース音だけ取り出してみても、D♭ーC-F ととても単純でありながら、なぜかおしゃれに格好良く聞こえてしまうという魔法コードと言えるでしょう。

ただ、同じコード進行をずっと繰り返しているだけでは、音楽として盛り上がりに欠けるので変化をつける工夫が必要になるでしょう。

そこは、アレンジャーの腕の見せ所でもあるので十分勉強しておきたい所です。

盛り上がりの工夫

・コードにテンションをかけてみる。

・リズムを変えてみる。

・音数を増やしてみる。

・メインの楽器を変えてみるなど。

曲構成

原曲を聴いてみると、初めはエレピの優しい音から入り、歌声と続き、間奏部分はサクソフォンで聴衆を惹きつけます。

ここはsusコードを使用しているため、これまで繰り返していたコードに飽きさせない工夫がされています。

やや不安にさせるような憂いのある響きが、惹きつけられる部分ですね。

後半はアゴゴ(カウベルかも?)の音が目立ち、ラテン要素が全面に出てきます。

アレンジしやすいジャンル

もし、Just The Two Of Us をアレンジしようと思うなら、どんなジャンルにしますか?

私が思いつくのは、Jazz、samba、bossa nova、neo soul、シェイクbeatこの辺りでしょうか。

無理すれば3拍子とかもいけると思いますが、あまり原曲から離れるとアレンジになりませんので、割愛。

参考アレンジ

参考にしたい格好いいアレンジを見つけたので、そのアレンジを今後自分の即興に応用できるように分解、考察していこうと思います。

このアレンジはピアノの楽譜なのですが、リズムや楽器の表現が明確なのでとても勉強になりました。

ただ闇雲にアレンジしていこうと思ってもまとまりがなくなってしまうので、ある程度ひな形を用意しておくと良いかと思います。

イントロ】パーカッションなし。静かに入る感じ。

Aメロ】最低限のリズム。テンションなどは加えずシンプルに。モチーフとなるメロディを示す。

中間層

*リズム:クラーベ(3-2)が主要。ゴーストノートを入れたり、リズムを徐々に複雑にしていく。

*楽器:ギターをイメージさせるようなバッキングを少し入れてみる。スネア等、高めの音域の楽器をイメージ。

*メロディ:ほぼ全ての小節にシンコペーション

落ちサビ】susを使用。同じコードが続きそろそろ耳が慣れてきた頃にsusを使用し、聴衆を引き戻す。パーカッションSTOP。

大サビ

*リズム:ロック調。

*楽器:バスドラム、ベース等、低音の音域の楽器をイメージ。

エンディング】イントロ同様、静かなイメージに戻る。リズム、パーカッションはSTOP。

リズムの変化

【イントロ】リズムなし

【Aメロ】最低限必要なリズムのみ

【中間層】クラーベ、ゴーストノート等を入れ徐々に複雑にしていく

【落ちサビ】リズムSTOP。(コードにsusを使用)

【大サビ】ロック調。

【エンディング】リズムSTOP

イメージする楽器の変化

【イントロ】エレピ

【Aメロ】モチーフとなるのメロディを邪魔しないように。

【中間層】ギター、スネア、アゴゴ等、比較的高音域の楽器をイメージ。

【落ちサビ】原曲はサクソフォンだが、静かなイメージにする為エレピを意識。

【大サビ】バスドラム、ベース等、低音域の楽器をイメージ。

【エンディング】エレピ、ピアノ等高音域の楽器をイメージ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は名曲 Just The Two Of Us を分解、考察し、自分の即興に役立つひな形をまとめてみました。

このようなひな形を多く用意し、何度も練習して体に染み込ませていく(自分の物にしていく)と、即興遊びがより楽しめると思います。

それでは今回はこの辺で。Bye(*・ω・)ノ

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