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今回は、「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」のうち4番目の、「フレーズ分け」についてのお話です。
あらかじめ細かく「フレーズ分け」をしておくと、初見にとても役立ちます。
初見は「止まらない」のが絶対条件となってくるので、楽譜を先読みして次に来る音を一瞬で把握しなければならず、とても集中力がいる作業です。
脳も目も忙しいので、少しでも楽をする為に「フレーズ分け」は欠かせません。
しかも、完成までのスピードアップになるという一石二鳥の特典付き♪
当ブログは、『音楽をもっと自由にもっと楽しく』をモットーとして、音楽理論や歴史、アレンジなどを学んでいきます。
「自由に楽しく演奏」したいので、必ずしも楽譜通りに縛られなくても良いと思っています。
クラシックの場合、「楽譜通りに弾いて」と教わると思いますが、エレクトーンの場合、クラシック程楽譜に忠実にと言われる事はあまりなく、逆に、楽譜に書いていない裏側を読めと無理難題を言われる事があります。
しかしながら、いくら正確に弾かなくていいと言っても、適当にやっていては、耳障りなゾワっとする響きになりかねません。
“正確に弾かなくていい”は、”適当にやっていい”のではなく、「音楽理論」や「音楽の歴史や成り立ち」「演奏環境」「楽器の特徴」「響き」や「聴く側の気持ち」「感情の揺れ」など注視しながら演奏して、初めて成り立つものなのです。
という事で今回は、Vol.4 。今回は、「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」のうち4番目の、「フレーズ分け」に注目してみようと思います。

新しい曲に取り組む前にしておきたい 「下準備」 4選
参考に、私が新しい曲に取り組む時に事前にやっている事を書いておきます。
- 原曲を何度も聴く
- 曲 Date収集
- 曲の成り立ち
- ストーリー
- 曲構成
- リズム
- 使用楽器
- 作曲家名
- 時代 等
- 指番号を振る
- フレーズ分け
「フレーズ分け」の目的は?
この「フレーズ分け」の目的は、楽譜にかいてある”タイ”で繋がっている部分の事ではなく、
初見で弾きやすいようにするのが目的です。
初見では「止まる」のがNGなので、先読みしながら、一瞬で楽譜を読まなけれなりません。
したがって、パッと見て自分が把握できる(確実に弾ける)分量で区切っていきます。
楽譜に長いタイが書いてあっても、自分が把握するのが難しい、間違ってしまう恐れがあるものは途中で区切ります。
もちろん、長いタイで繋がっていても間違わずに弾ける技術があるのならば、楽譜通りに弾くのが一番良いのですが、自信が無い方は強引に弾こうとせずに短く区切る方が結果的に完成に近づくのが早くなります。
自分が把握できる部分で区切るのが最優先なので、長く区切る部分もあれば短く区切る部分もあってOK。
例えば、ドミソドの様にCコードの分散和音だなと簡単に分かる部分は把握しやすいですが、ロ長調で更にダブル♯なんか出てきた時には「えーっと…」となりませんか?
経験値によって個人差があるので、あくまでも自分が弾きやすい様なガイドとしてフレーズ分けしていきます。
いわば、「音楽的に演奏する」の前段階作業ですね。
表情をつけたり、感情表現をしたりと音楽的な演奏は、その次にやりましょう。
初めから長いフレーズに挑戦すると、挫折してしまう事も多いので、とにかく短く区切って練習します。
私の場合、譜読み段階では、1小節を一区切りにするのは長すぎるので、1~2拍分づつに区切る場合が多いです。
なんなら、半拍の時もあります。
「フレーズ分け」 参考例
参考にフレーズ分けのPOINTを載せておきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」のうち4番目の、「フレーズ分け」についてのお話でした。
ある程度弾けるようになってくるといきなり弾き始めたくなりますが、「フレーズ分け」は労力軽減に有効だと思っています。
特に練習時間を確保するのが難しい大人ピアノさん達は、効率良く練習したいですよね。
一度体験してみると実感できると思いますので、是非試してみて下さい。
きっと練習のモチベーションを保つ優秀な戦略となってくれると思います。
今回で「新しい曲に取り組む前にしておきたい ”下準備” 4選」全ての解説が終わりました。
1つでも皆さんの参考になったものがあれば嬉しいです。
「演奏するって楽しいな♪」という気持ちを持ち続ける事ができる方法を、一緒に探っていきましょう!
それでは今回はこの辺で。Bye(*・ω・)ノ
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